ハイエンドなPCを組むために欠かせないのがフルタワーPCケース。
しかしさまざまなメーカーから色々な種類のフルタワーケースが販売されており、どのような製品を選べば良いかわからなくなってしまいますよね。
そこでこの記事ではフルタワーPCケースの選び方や2020年最新のおすすめフルタワーPCケースを紹介していきます。
価格帯についても解説していくので、フルタワーPCケースを購入しようとしている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
フルタワーPCケースの基本情報
ここではフルタワーPCケースの基本情報について、以下の項目に沿って解説していきます。
フルタワーPCケースを初めて購入する方はぜひ参考にしてみてください。
- フルタワーサイズの特徴
- フルタワーPCケースの価格帯
- フルタワーPCケースはこんな方におすすめ!
フルタワーサイズの特徴
出典:amazon.co.jp
PCケースはその大きさの違いによって大きく3種類に分けられます。
拡張性が高く、カスタマイズの幅が広いフルタワー型、拡張性を犠牲にする代わりにコンパクトなサイズを実現するミニタワー型、その2種の中間的な立ち位置であるミドルタワー型です。
本記事で紹介するフルタワー型のPCケースは何より高いカスタマイズ性が特徴です。
PCパーツは高性能になればなるほど大きいサイズになる傾向があり、小さいケースでは搭載ができないパーツも多く存在します。
高い拡張性によって無限に近い選択肢から自由にパソコンを自作できるのが、フルタワーケースの魅力と言えるでしょう。
フルタワーPCケースの価格帯
フルタワーケースの価格帯ですが、安価なもので2,000〜3,000円程度、高価なものになると50,000〜と非常に幅広くなっています。
高価なものになればなるほど発光などのデザイン性が増していったり、拡張性や細かい機能が搭載されていく傾向にあります。
PCケースは自作PCの方向性をある程度決定する重要なパーツですので、自分の作りたいPCに見合う性能を持った上でコストパフォーマンスの高いものを検討すると良いでしょう。
フルタワーPCケースはこんな方におすすめ!
上記の通り、高い拡張性を生かしたハイエンドなPCを自作したいと考えている方におすすめのPCケースがフルタワーケースです。
拡張性によるサイズの肥大化、つまりはPCの置き場所への制約が生まれることなどがデメリットとして挙げられるケースでもあるので、自室に大きなケースを置く空間的余裕無い場合はミドルタワーやミニタワーも視野に入れてケース選びを行うと良いでしょう。
フルタワーPCケースの選び方
ここではフルタワーPCケースの選び方を解説していきます。
フルタワーPCケースを購入する際は以下の選び方を参考にしてみてください。
- 設計志向で選ぼう!
- 付随機能の有無で選ぼう!
- デザインで選ぼう!
設計志向で選ぼう!
PCケースはその商品ごとにコンセプトが異なっている場合があります。
例えばメッシュ構造を多用する事で高いエアフローを確保する冷却機能重視のものや、内部に防音用のラバー等が装備されている静音重視のモデルなど、重視されている機能が商品によって異なるのです。
自分がどういった用途のPCを作りたいのか、そのためにはどういった傾向のパーツが搭載されるのかを検討した上で、コンセプトに合ったケースを選びましょう。
付随機能の有無で選ぼう!
PCケースにはパーツを固定して外部から守るという基本的な機能がありますが、プラスアルファの付随機能が搭載されている場合があります。
例えば最初から大型の冷却ファンが搭載されていたり、SSD組み込み用の2.5インチベイが用意されている、等が挙げられます。
その他にもカスタマイズ性を高める機能など機種ごとに細かい違いがある部分なので、しっかりと確認しながら商品を選びましょう。
デザインで選ぼう!
PCケースはPC本体の見た目そのものであり、もっともデザインによる個性が出やすいパーツです。
中でもフルタワーケースはデザインの幅が広く、豊富な種類の見た目のケースが販売されています。
好きな見た目のPCが自室にあるだけでテンションが上がりますし、PC自体への愛着も増すものです。
実は性能と同じくらい重要なのがデザインです。
妥協せず好みのものを選びましょう。
2024年最新フルタワーPCケース人気おすすめ10選!
ここでは2020年最新の人気おすすめフルタワーケースを10選紹介していきます。
さまざまなタイプにフルタワーPCケースを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Fractal Design Define R5 Black Pearl PCケース
Fractal Design Define R5 Black Pearl PCケースのおすすめポイント3つ
- シンプルなフロントデザイン
- 14cmの大型ファン搭載
- 3色のカラーバリエーション
Fractal Design Define R5 Black Pearl PCケースのレビューと評価
フラットな全面部分から落ち着いた雰囲気が漂うPCケース。
フロントやサイドパネル部分に吸音材を装備しており、静音性を高める事ができる点もポイントです。
14cmの大型ファンを搭載しており、冷却性能も高くなっています。
ブラックの他にホワイト・シルバーのカラーバリエーションもあり、標準的な機能を備えた万能ケースと言えるでしょう。
GAMDIAS NESO P1 フル タワー ATX ケース
GAMDIAS NESO P1 フル タワー ATX ケースのおすすめポイント3つ
- シンプルなフロントデザイン
- デザイン性・耐久性に優れた強化ガラスケース
- 3色のカラーバリエーション
GAMDIAS NESO P1 フル タワー ATX ケースのレビューと評価
シンプルなデザインで落ち着いた雰囲気が漂うPCケース。
ケース全体にフル有孔メッシュパネルを採用しており、吸排気に特化していることから長時間使用でも内部に熱がこもりにくいのが特徴です。
内部にスぺ―スがかなり取れるので、最大で幅310mmのE-ATXマザーボード、最大で長さ426mm、幅192mmのVGAカードが設置できます。
ブラックの他にホワイト・レッドのカラーバリエーションもあり、標準的な機能を備えた万能ケースと言えるでしょう。
Cougar ミドルタワーケース MX330-X
Cougar ミドルタワーケース MX330-Xのおすすめポイント3つ
- 豊富なフォームファクタに対応
- 豊富な空冷・水冷をサポート
- 取り外し可能なメッシュパネル
COUGAR フルタワーPCケース PANZER MAX E-ATXまで対応のレビューと評価
正方形に近いミリタリースタイルのPCケース。
Mini-ITX, MicroATX, ATXのフォームファクタに対応しており、思い通りの自作PC作りに貢献してくれます。
豊富な空冷・水冷をサポートするマウントスペースが確保されており、冷却に困ってパーツの選択肢を絞る必要がありません。
全面・天板のメッシュパネルはワンタッチで着脱可能。
ケースを開閉せずに簡単なメンテナンスが行えます。
CORSAIR iCUE 5000X RGB QL Edition
CORSAIR iCUE 5000X RGB QL Editionのおすすめポイント3つ
- E−ATXに対応したミドルタワーPCケース
- 4基のRGBファン搭載で豪華
- 360mmラジエーターを複数サポート
CORSAIR iCUE 5000X RGB QL Editionのレビューと評価
CorsairのミドルタワーPCケース。
E−ATXのフォームファクタに対応します。
最大10個の120㎜ファンまたは4個の140㎜ファンを搭載可能で、広々としたスペース確保できます。
CPUクーラーに関しては360mmラジエーターを複数サポート。
充実の冷却設備を搭載できるほか、最大6個のRGBファンを同期できます。
Deepcool GQUADSTELLAR フルタワー型
Deepcool QUADSTELLAR フルタワー型のおすすめポイント3つ
- 圧倒的な個性を放つデザイン
- E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXフォームファクタに対応
- 360mmまでのラジエータをサポート
Deepcool QUADSTELLAR フルタワー型のレビューと評価
奇抜なデザインで異彩を放つ、個性的なPCケース。
6角形を4つ繋ぎ合わせた様なデザインで、サイズもかなり大型のケースになります。
ケースが大型なので拡張性は高く、E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXフォームファクタに対応します。
CPUクーラーも360mmまでのラジエーターをサポート。
高い拡張性で理想の自作PCを実現できます。
Cooler Master Cosmos C700M フルタワー型PCケース
Cooler Master Cosmos C700M フルタワー型PCケースのおすすめポイント3つ
- 曲面を多用した筐体デザイン
- 内部パーツのデザインを生かせる強化ガラスパネル
- グラフィックボードを自由な角度で固定可能
Cooler Master Cosmos C700M フルタワー型PCケースのレビューと評価
引き続き筐体デザインが特徴的なPCケースのご紹介。
全体的に曲線、曲面を多用したデザインとなっており、ケースに搭載されているRGBライトも相まって近未来感を演出しています。
側面には強化ガラスパネルを搭載。内部パーツのデザインを見た目に反映させる事ができます。
グラフィックボードを自由な角度で設置する機能も搭載されており、お気に入りのパーツを見て楽しめるPCケースと言えるでしょう。
Thermaltake TT Premium The Tower 900 フルタワーPCケース
Thermaltake TT Premium The Tower 900 フルタワーPCケースのおすすめポイント3つ
- ショーケースの様な独特なデザイン
- ケース本体をDIY可能
- デュアルループ水冷システムを構築可能
Thermaltake TT Premium The Tower 900 フルタワーPCケースのレビューと評価
こちらもかなり異質なPCケースの紹介です。
全面および側面を強化ガラスで覆ったショーケースのようなデザインで、内部構造を見せる事に特化したデザインをしています。
更にこのPCケースは本体をDIYする事ができ、より自由自在に自分が求める機能を搭載したPCケースにして使う事が可能です。
冷却システムに関しても両側面に560mmの水冷ラジエータを備えるデュアルループ水冷システムを構築する事が可能で、高い冷却性能を確保できます。
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB フルタワーPCケース
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB フルタワーPCケースのおすすめポイント3つ
- 本格水冷が組み込みやすいデザイン
- 4mm厚の強化ガラスパネルを3面に搭載
- カスタマイズ可能なRBGファン
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB フルタワーPCケースのレビューと評価
PCケースでお馴染みのThermaltake。
こちらのケースは特に細部までカスタマイズのしやすいような設計となっています。
4mm厚の強化ガラスパネルを3面に搭載した、内部パーツデザインを生かす設計になっています。
カスタマイズ可能なRBGファンを3基搭載していて、マザーボードLEDとも同期が可能です。
マザーボード搭載部と電源の搭載部が分かれていて、拡張性に優れたフルタワーケースです。
Cooler Master HAF 700 EVO フルタワーPCケース
Cooler Master HAF 700 EVO フルタワーPCケースのおすすめポイント3つ
- 強化ガラスを備えたスタンダードなデザイン
- 通気性とデザイン性を兼ね備えるメッシュフロントパネル
- SSI-CEB、SSI-EEBマザーボードにも対応
Cooler Master HAF 700 EVO フルタワーPCケースのレビューと評価
こちらは前面に強化ガラスを備え、ライトアップするフロントパネルが特徴的なPCケース。
最大480㎜サイズの大型ラジエーターを搭載でき、合計5カ所に水冷ラジエーターも取り付けられます。
インターフェースはケース上部に集中しています。
MasterPlus+という専用ソフトの使用により、フロント部分のアイリスディスプレイにシステムやゲームステータス、画像等を表示させることができます。
CORSAIR 7000D AIRFLOW フルタワー ATX
CORSAIR 7000D AIRFLOW フルタワー ATXのおすすめポイント3つ
- スチールと強化ガラスの洗練されたデザインと冷却力
- 高い拡張性・エアフロー
- 配線やケーブルを隠せる設計
CORSAIR 7000D AIRFLOW フルタワー ATXのレビューと評価
CORSAIRより販売の大型PCケース。
全面に2本のストリップを備え、更にそれを引き立たせる全面の強化パネルによって遊び心がありながら洗練された印象のデザインとなっています。
フルタワーらしく高い拡張性を備え、マザーボードはSSI−EEBまでを搭載可能。
最大12基の120㎜ファンが搭載可能となっているうえ、マザーボードの背面にケーブルすべてを収容できる十分なスペースがあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
2020年最新の人気おすすめフルタワーPCケースや選び方を紹介しました。
価格帯について解説もしたので、どのような価格のフルタワーケースを購入すれば良いのか、理解できたと思います。
そのため、ぜひこの記事を参考に自分にぴったりなフルタワーケースを見つけてみてください。
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