自作PCが欲しい時に、どのグラボを使うか迷いますよね。もちろん予算に上限が無い場合は好きなスペックのグラボを手に入れられますが、決まった予算の中で買いたい場合はコストパフォーマンスが良いグラボを選びたいと思います。
そこで、今回の記事ではおすすめのコスパの良いグラボをご紹介するので購入を迷っている方は参考にしてみてください。
グラボの基本情報
ここではグラボの基本情報について、以下にそって解説していきます。
- グラボとは?
- グラボはこんな方におすすめ!
- グラボの価格帯
グラボとは?
グラボとはグラフィックボードの略語です。グラフィックボードはCPUやマザーボードという部品の中に組み込まれているもので、グラボのおかげでディスプレイに映像が映る仕組みになっています。
独立したグラフィックボードを使ったパソコンは、なめらかで繊細な映像を映し出すことができるためスペックも大事になってきます。
グラボはこんな方におすすめ!
グラボは、パソコンを自作したい方や、ハイスペックなものを求めている方におすすめです。特に、スペックが求められるゲームや動画編集をしている方はグラボにこだわっている方が多いと思われます。
グラボの価格帯
グラボの価格は2万円~10万円以上と幅が広く、予算に合わせて購入するグラボを使い分けることが大切になります。2万円のグラボもスペックが低いわけではなく、やりたいゲームなどによって2万円台のものでも十分使えると判明した場合はお金の節約になります。
グラボの価格とは?
グラボの価格は処理性能によって大きく変わってきます。
GeForceのGT等廉価モデルでは1万円を下回る商品もありますが、最新のゲームを高画質でプレイしたいなどの目的用途がある場合はその目的を達成できる性能を持った商品を選びましょう。
ゲーミング用途である程度性能を重視するのであれば2万円~が商品選びの目安になる金額です。
コスパ最強のグラボはどのくらい?
グラボは画像処理を専門的に行うPCパーツで、低価格帯のPCにはCPUと一緒に機能が搭載されている(オンボード)ことが多いです。
Webの観覧やOfficeソフトの使用、簡単な画像編集等の用途であればこのオンボードで十分なのですが、それ以上の高度な画像・動画編集やゲームプレイ等を目的とする場合は専用の高性能なGPU・冷却性能を擁したグラフィックボードを用意すると良いでしょう。
価格は必要な性能によって変わってきますが、軽量なゲームをフルHDでプレイする程度の性能であれば1~2万円程度のグラボで対応できます。
安いグラボの注意点とは?
上述している通り、グラボ購入の際に気を付けないといけないのはグラボ購入の目的です。
購入の際に何がしたいからグラボを購入するかを明確にし、最低限その目的を達成できる性能を持ったグラボを選ぶようにしましょう。
何の目的もなく、ただグラボをとりあえず積みたい、という目的での選び方だとどうしても必要以上に高性能な商品を選んでしまい、結果必要以上に高額な出費になってしまうため、まずは目的を明確にしてからグラボを選んでみてください。
安くてもここだけは注意して選ぼう!
ここでは、「安くても絶対に気にしておきたい性能」などについて、以下に沿って解説していきます。
- GPU性能
- メーカー
- 出力端子
初めてグラボを購入する方や安いグラボの選び方がわからない方はぜひ参考にしてみてください。
GPU性能
まずグラボを選ぶうえで最も重要なのがGPUの性能です。
GPUはグラフィックボードに搭載されている画像処理を行う脳に当たる部分で、ここの性能が商品の性能、および価格に直結します。
GPUは2019年の段階ではNVIDIA社とAMD社の2社による寡占状態となっており、この2社のGPUを搭載したグラフィックボードを各メーカーが販売している構図になっています。
使用したいソフトやゲームにはそれぞれ推奨スペックが発表されているので、目的の用途の推奨スペックを確認し、その要件を満たせる性能以上のグラボを選びましょう。
メーカー
グラボはまず前述の2社によってGPUが製造され、リファレンスモデルと呼ばれる同2社によるグラボが各販売メーカーに供給されます。
このリファレンスモデルに各メーカーがそれぞれ手を加え、オリジナルのGPUクーラーや独自基盤等を搭載したうえで販売します。
メーカーによってGPUが同じでも性能や本体寸法、価格等は異なってくるため、注意しましょう。
ただし、GPU性能程大きな違いが出る部分ではないので、まずはGPU性能を決め、その後に各メーカーから出ている商品を比較するという流れで商品を決めると良いです。
出力端子
グラボにはそれぞれモニター等への出力端子が複数搭載されています。
出力端子にはさまざまな種類があり、モニターによっても搭載されている規格は異なるため、出力したい規格がちゃんと搭載されているかを確認したうえでグラボを選ぶようにしましょう。
4K画質での出力をしたい場合にはDisplayPortの出力端子もしくはHDMI2.0の出力端子が搭載されている必要があるなど、求める画質によっても必要な規格が異なってくるため、注意が必要です。
グラボのおすすめメーカー一覧
グラボのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- MSI(エムエスアイ)
- GIGABYTE(ギガバイト)
- ASUS(エイスース)
MSI(エムエスアイ)
世界的にも有名なグラボやマザーボードのメーカーです。音が静かで快適に使えるという点が素敵なメーカーで、色々な機能を搭載していて指定して選べるため自分が欲しい条件のグラボを手に入れることができます。
GIGABYTE(ギガバイト)
台湾で生まれたパソコン機器メーカーです。マザーボードを主な販売製品としており、グラボも得意分野と言えるでしょう。オリジナルのゲーミングブランド「AORUS Gaming」を持っているため、ゲーミングパソコンも得意でグラボも様々な種類を取り扱っています。
ASUS(エイスース)
エイスースは、スマホの会社として名をはせています。グラボの世界でも有名企業で、知名度が高い台湾のメーカーです。エイスースのグラボはファンが大きいため冷却機能が高く、見た目もシャープでかっこよいのでファンも多くなっています。
性能が高いため高価格な製品が多いので予算と相談してみてください。
とにかく安いグラボ人気おすすめ7選
とにかく安いグラボ人気おすすめ7選を紹介します。
①GIGABYTE GV-N306TEAGLE OC-8GD Rev2.0
最初に紹介するおすすめのグラボは、「GIGABYTE GV-N306TEAGLE OC-8GD Rev2.0」です。
GIGABYTE GV-N306TEAGLE OC-8GD Rev2.0の仕様・製品情報
メモリ容量 | 8GB |
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サイズ | 33.79 x 23.9 x 6.3 cm |
重さ | 930 g |
GIGABYTE GV-N306TEAGLE OC-8GD Rev2.0のおすすめポイント3つ
- WINDFORCE 2X クーリングシステムを搭載
- ヒートパイプダイレクトタッチ
- 1670万色でカスタマイズ可能なカラーオプション
GIGABYTE GV-N306TEAGLE OC-8GD Rev2.0のレビューと評価
純銅製ヒートパイプが使用されており、GPUと直接触れ合うようになっているので熱が最大限伝わる設計になっています。VRAMを囲む大きな金属プレートとも触れ合っているので冷却機能も強いグラフィックボードです。独自形状の100mmブレードファンもあるため冷却機能を大事にしたい方におすすめですね。
②ASUS TUF Gaming GeForce RTX 3060 V2
次に紹介するおすすめのグラボは、「MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553」です。
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553の仕様・製品情報
メモリ容量 | 12GB |
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サイズ | 23.62 x 4.32 x 12.45 cm |
重さ | 453.59 g |
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553のおすすめポイント3つ
- 高出力と豊富な接続オプション
- 優れた冷却/span>
- 静音性能
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553のレビューと評価
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553は、複数ディスプレイの接続に対応する豊富な出力オプション(HDMI×2、DisplayPort×3)を備え、ミドルクラスとは思えない高出力で最新ゲームや重たいグラフィック作業をサポートします。2つのファンを搭載した冷却システムにより、長時間の使用でも熱による性能低下を防ぎます。さらに、静音性にも優れており、夜間でも家族を気にせずに使用可能です。このグラフィックスボードは、その性能、優れた冷却機能、そして静音性で、ゲーマーやクリエイティブワークを行うユーザーにとって最適な選択となるでしょう。
③玄人志向 GF-GT710-E1GB/HS
次に紹介するおすすめのグラボは、「玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 搭載 グラフィックボード 1GB GF-GT710-E1GB/HS 」です。
玄人志向 GF-GT710-E1GB/HS の仕様・製品情報
メモリ容量 | 1 GB |
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サイズ | 28 x 17.5 x 4.9 cm |
重さ | 288 g |
玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 搭載 グラフィックボード 1GB GF-GT710-E1GB/HS のおすすめポイント3つ
- クイックガイドが付属
- シートシンクを搭載
- ファンレス静音モデル
玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 搭載 グラフィックボード 1GB GF-GT710-E1GB/HSのレビューと評価
トリプルモニターを実現したいけれど、予算に余裕が無い…。という方にぴったりなグラフィックボードがこちらです。軽いゲームはサクサク動くため、値段を抑えつつも性能が良いグラフィックボードと言えます。エンコードが早く、ファンレスであるため音がとても静かなので周囲の方への配慮にもなりますね。NVEncが出来るところも素敵です。
④MSI GeForce GTX 1660
次に紹介するおすすめのグラボは、「MSI GeForce GTX 1660 」です。
MSI GeForce GTX 1660 の仕様・製品情報
メモリ容量 | 6 GB |
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サイズ | 18 x 4.2 x 12.7 cm |
重さ | 810 g |
MSI GeForce GTX 1660のおすすめポイント3つ
- コンパクトなサイズ感
- 色々なケースに取り付け可能
- コストを抑えられる
MSI GeForce GTX 1660のレビューと評価
シングルファンなのでサイズ感が小さく、どのようなケースにも装着しやすいのが良いポイントです。色々なケースに取り付けられるので万人向けですね。一部の機能は使えないことがありますが、多くのゲームに対応しているため、コストを抑えたい、予算が決まっているけれど快適に使えるグラフィックボードが欲しいという方におすすめしたい一品です。
⑤ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC
次に紹介するおすすめのグラボは、「ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC 」です。
ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC の仕様・製品情報
メモリ容量 | 12 GB |
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サイズ | 33.5 x 22 x 8.9 cm |
重さ | 1.06 kg |
ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC のおすすめポイント3つ
- Amazonでベストセラーになっていた
- ミドルクラスの性能
- FPSゲームを144FPSでプレイすることができる
ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC のレビューと評価
NVIDIAのGeForce RTX 30シリーズから、新たなミドルレンジGPUとして発売されました。
12GBという大容量VRAMをのせているという特徴があり、360GB/sのメモリ帯域幅が実現されています。フルHD解像度(1,920×1,080ドット)かつ60fpsでゲームをプレイできるミドルクラスのグラフィックボードで、サイズ感もミドルクラスとしては程よいものになっています。大人気のフォートナイトもプレイできますよ。
⑥Palit NE63060T19K9-190AD (GeForce RTX 3060 Dual OC 12GB) LHR版
次に紹介するおすすめのグラボは、「Palit NE63060T19K9-190AD (GeForce RTX 3060 Dual OC 12GB) LHR版 」です。
メモリ容量 | 12 GB |
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サイズ | 24.5 x 11.9 x 4 cm |
重さ | 940 g |
Palit NE63060T19K9-190AD (GeForce RTX 3060 Dual OC 12GB) LHR版のおすすめポイント3つ
- Amazonでベストセラーになっていた
- ミドルクラスの性能
- FPSゲームを144FPSでプレイすることができる
Palit NE63060T19K9-190AD (GeForce RTX 3060 Dual OC 12GB) LHR版 のレビューと評価
取り付けた時の安定感や、設定もよく心地よく使えるグラフィックボードです。ファンの音も小さいため静音性もよく比較的低電力なところもエコですね。カバーがプラスチックなためとても軽く、持ち運びしやすいという特徴があります。発熱もあまり無いため快適なゲームプレイを叶えることができます。コストパフォーマンスもよいので至れり尽くせりなグラフィックボードですね。
⑦Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版
最後に紹介するおすすめのグラボは、「Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版」です。
Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版の仕様・製品情報
メモリ容量 | 8 GB |
---|---|
サイズ | 24.7 x 12 x 4 cm |
重さ | 950 g |
Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版のおすすめポイント3つ
- NVIDIA Ampereアーキテクチャ
- 新ストリーミングマルチプロセッサ
- 高速なメモリー
Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版のレビューと評価
RGB 照明がとても明るく、使いやすいグラフィックボードです。冷却性や静音性はしっかりとしており、普段使いにも最適です。パワーがあるのでゲームをしたいタイミングでも活躍してくれます。
ライターあとがき
今回の記事ではコスパ最強なグラフィックボードをご紹介しました。皆さんが気に入るグラフィックボードは見つかりましたか?
快適に使用できるグラフィックボードを買いたい方はこの記事を参考にし、お財布と相談して購入してみてください。
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