そんなレンズを湿気から守るには防湿庫がおすすめです。
しかし防湿庫といってもさまざまな種類があうり、どのような防湿庫を選べば良いのかわからない方も多いと思います。
そこでこの記事では人気おすすめの防湿庫や選び方を解説していきます。
防湿庫の必要性なども解説していくので、防湿庫を買おうか悩んでいる方から防湿庫の購入を検討している方まで、ぜひ参考にしてみてください。
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防湿庫の必要性とは?
カメラに付けるレンズにとって、湿気は大敵です。
一番気をつけなければいけないことはレンズが湿気ることによるカビの発生で、カビが発生してしまうとコントラストの低下やフレアが出やすくなってしまうなど、画質に大きな影響が出てきます。
さらにカビは繁殖してしまうため、最悪の場合一緒に入れていた機材までカビてしまうという事態にもなりかねません。
そのために防湿庫を使用して、湿度をしっかりと管理する必要があるのです。
防湿庫について知ろう!
ここでは防湿庫の基本情報について解説していきます。
以下の項目に沿って解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- 防湿庫とは?
- 防湿庫の価格帯
- 防湿庫はこんな方におすすめ!
防湿庫とは?
防湿庫とは内部の湿度を一定に保ってくれる入れ物のこと。
一般的にカメラやレンズの保存には40度から50度ほどの湿度が適正と言われていますが、日本は高温多湿のためカビが生える危険が高い80度以上の湿度に達する日が非常に多いです。
防湿庫は湿度を一定に保ってくれるほか、カビの温床となるホコリなどからもレンズを守ってくれるため、レンズの保管に非常に適しているのです。
防湿庫の価格帯
防湿庫は大きく分けて2種類あり、乾燥剤を入れるタイプと電源式で湿度調整をするタイプがあります。
前者は2,000円程の安価で手に入れることが可能ですが管理に多少の手間がかかります。
後者は防湿庫の大きさによって10,000円から50,000円ほどと高価になりますが、非常に頑丈な構造になっており、管理の手間もかからないことが特徴です。
防湿庫はこんな方におすすめ!
防湿庫はレンズを多く所持している方におすすめです。
1つのレンズしか使わないという方であれば相対的にレンズを持ち出す機会も多くなり、レンズにカビが生える危険も少なくなりますが、レンズを多く所持している方はしばらく使う機会がないレンズというのも出て来やすくなります。
そのため使用頻度の低いレンズを保護するためにも、防湿庫を導入するといいでしょう。
防湿庫の選び方
ここでは防湿庫の選び方を解説していきます。
防湿庫を購入しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
- 種類で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 除湿方式で選ぶ
種類で選ぶ
高価な製品でもあるレンズを保護するためにも防湿庫は大切ですが、電源を用いたタイプの防湿庫は値段も高くなってしまいます。
持っている機材が少なかったり、管理にあまりお金を掛けてたくないという方は、乾燥剤を入れるタイプのドライボックスがおすすめです。
機材が入る容量は少ないものの非常に安価で、湿度も一定に保つことが出来ます。
一方高価なレンズを数多く持っていたり、湿度をしっかりと管理したいという方は大容量で細かな湿度調節ができる電源を用いたタイプの防湿庫を使うと良いでしょう。
サイズで選ぶ
防湿庫を選ぶ際、サイズは非常に重要になります。
多くの場合、所持するレンズやカメラの量は増えていきますし、バッテリーや充電器などの小物もかなりのスペースを取ります。
また超望遠レンズなどの長さのあるレンズは小型の防湿庫には入り切らないため注意が必要です。
50Lクラスの小型タイプだと一眼レフ4台とレンズ数本程度の容量になるため、今のカメラ機材と比較して一回り容量の大きな製品を選ぶといいでしょう。
除湿方式で選ぶ
防湿庫の除湿方式にはペルチェ方式と乾燥剤方式の2つがあります。
ペルチェ方式はペルチェ素子という半導体素子を介して防湿庫内の湿度を調整する方式で、除湿速度が高速である点と運動音が殆どないことが特徴です。
一方乾燥剤方式は防湿庫のユニット内にある乾燥剤に水分を吸着させて除湿を行う方式で、乾燥剤の加熱再生に電力を消費します。
この方式は除湿速度は早くないものの、電気効率の高さと耐用年数の長さが特徴。
そのためしっかりと湿度管理をしたい方はペルチェ方式を、ランニングコストを重視したい方は乾燥剤方式を選択するといいでしょう。
防湿庫人気おすすめ10選!
ここでは人気おすすめの防湿庫を紹介していきます。
手軽に購入できるものから本格的なものまで、さまざまな防湿庫を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 24L
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 24Lの仕様・製品情報
サイズ | 28.5 x 30.1 x 39.2 cm |
重さ | 6.5 Kg |
容量 | 24L |
カラー | ホワイト、レッド・ホワイト |
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 24Lのおすすめポイント3つ
- 24Lの小型モデル
- 光触媒機構搭載
- 乾燥剤方式
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 24Lのレビューと評価
24Lと防湿庫にしては小型のため、キットレンズ等の少ないシステムを使用している方向けの防湿庫です。
この製品の特徴は光触媒機構を採用していることで、カビ菌や微細なホコリなどを除去し、防湿庫内を常にクリーンにすることが可能です。
除湿においては乾燥剤方式を採用しており、高い電気効率と耐用年数の長さを実現しています。
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5Lの仕様・製品情報
サイズ | W330×H135×D220mm |
重さ | 699 g |
容量 | 5.5L |
カラー | クリア、スモーク、グレー |
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5Lのおすすめポイント3つ
- 非常に安価なドライボックス
- 防カビ剤付属
- キットレンズに最適のサイズ
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5Lのレビューと評価
この製品は防カビ剤を入れて除湿をするドライボックス型の防湿庫。
電源式の防湿庫と比べて非常に安価なのが特徴で、1,000円台で購入をすることが出来ます。
5.5Lとコンパクトなサイズなため、初めてカメラを購入して保管したい人にも最適。
防カビ剤が付属しているため、そのまま防湿庫として使用することができます。
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8L
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8Lの仕様・製品情報
サイズ | 幅21.2×奥行き33.4×高さ20.5cm |
重さ | 821 g |
容量 | 8L |
カラー | グレー |
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8Lのおすすめポイント3つ
- 非常に低価格
- 2色のカラー展開
- 湿度計搭載
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8Lのレビューと評価
こちらの製品も安価なドライボックス型の防湿庫。
蓋の周囲にポリエチレンやシリコンゴムを使用しており、低価格でもしっかりとした密閉を実現しています。
また内部に湿度計を搭載しているため、ひと目で防湿庫内の湿度確認が可能。
ボックスの色も白と黒の2種類があるため、どんなインテリアにも合わせることができます。
トーリ・ハン 防湿庫 ドライ・キャビ NTシリーズ 46L
トーリ・ハン 防湿庫 ドライ・キャビ NTシリーズ 46Lの仕様・製品情報
サイズ | 400×300×600mm(足含む) |
重さ | 10kg |
容量 | 46L |
カラー | ブラック |
トーリ・ハン 防湿庫 ドライ・キャビ NTシリーズ 46Lのおすすめポイント3つ
- コンパクトなサイズ感
- 乾燥剤方式
- 光触媒シート採用
トーリ・ハン 防湿庫 ドライ・キャビ NTシリーズ 46Lのレビューと評価
この製品は電源式の防湿庫で、46Lと小型のサイズ感が特徴です。
奥行きも29.8cmと短く、狭い場所や机の下などにもスッキリと収まることができます。
また乾燥剤方式を採用しているため、ランニングコストが非常に良いことも特徴。
棚板には光触媒シートも貼られているため、防カビ、抗菌、防臭の効果が期待できます。
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage type S 50L
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage type S 50Lの仕様・製品情報
サイズ | 32 x 29 x 60.5 cm |
重さ | 8.7 Kg |
容量 | 50L |
カラー | ブラック |
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage type S 50Lのおすすめポイント3つ
- ペルチェ式ユニット
- コンパクトなサイズ感
- 見やすいLED照明
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage type S 50Lのレビューと評価
ペルチェ式ユニットを採用した防湿庫で、非常に優れた湿度管理が可能です。
またLED照明が内部に取り付けられており、外側のボタンでLED灯の点灯操作ができるほか、防湿庫内部の湿度調節も行うことができます。
また幅が29cm、奥行きも32cmと非常にコンパクトなサイズになっているため、小さなスペースでも置くことが可能です。
IDEX 防湿庫 D-strage 60L
IDEX 防湿庫 D-strage 60Lの仕様・製品情報
サイズ | 39 x 38 x 52 cm |
重さ | 10 Kg |
容量 | 60L |
カラー | マットブラック |
IDEX 防湿庫 D-strage 60Lのおすすめポイント3つ
- LEDの輝度変更が可能
- 鍵付き強化ガラス
- 便利なスライド式棚
IDEX 防湿庫 D-strage 60Lのレビューと評価
先程紹介した製品の一回り大きなサイズで、カメラとレンズがそれぞれ6台程入る容量となっています。
機能面も充実しており、全面が鍵付きの強化ガラスになっているためイタズラや不慮の事故から機材を守ることが可能。
さらに外側のLEDパネルの輝度調整が可能になっており、明かりが目立つ寝室などにも起きやすくなっています。
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 100L
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 100Lの仕様・製品情報
サイズ | 39 x 38 x 76.8 cm |
重さ | 14 Kg |
容量 | 100L |
カラー | ブラック |
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 100Lのおすすめポイント3つ
- 場所を選ばない縦長
- ペルチェ式ユニット
- 設置位置が変えられるスライド棚
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 100Lのレビューと評価
ペルチェ式ユニットを搭載しており、湿度管理と静音性に優れていることが特徴の防湿庫。
100Lの大容量ながら幅は38cmとなっており、小さな隙間でも収納が可能です。
また内部の棚がスライド式になっているため機材の取り出しがしやすいほか、棚の位置を変更できるため高さのあるボディやレンズにも対応することが出来ます。
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 118L
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 118Lの仕様・製品情報
サイズ | 39.9 x 41.9 x 86.2 cm |
重さ | 21 Kg |
容量 | 118L |
カラー | ブラック |
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 118Lのおすすめポイント3つ
- 高輝度LEDライト搭載
- 4段仕様で高い拡張性
- 乾燥剤方式
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 118Lのレビューと評価
乾燥剤方式を採用したランニングコストに優れた防湿庫。
こちらの製品も118Lと大容量ながら縦長のサイズで、幅が約40cmとなっているため小さな隙間に収納することが出来ます。
さらに調節可能なスライド棚が4段文章されているため、機材の大きさに合わせて最適な調節が可能。
高輝度LEDライトを内部に搭載しているので外側からも機材が見やすくなっています。
防湿庫 特別価格&AMAZONポイント付き 『40~100ℓサイズ』容量100L
防湿庫 特別価格&AMAZONポイント付き 『40~100ℓサイズ』容量100Lの仕様・製品情報
サイズ | 80 x 52 x 47 cm |
重さ | 21 Kg |
容量 | 100L |
カラー | ブラック |
防湿庫 特別価格&AMAZONポイント付き 『40~100ℓサイズ』容量100Lのおすすめポイント3つ
- 7年の長期保証
- ペルチェ式ユニット
- 安心の日本製
防湿庫 特別価格&AMAZONポイント付き 『40~100ℓサイズ』容量100Lのレビューと評価
防湿庫としては非常に珍しい7年の長期保証が組まれており、長い間安心して使うことが可能です。
製品自体の安全性も非常に高く、主要基盤の設計や製品の組み立てを日本で行っており、国内規格の電気安全法をクリアした安全な設計となっています。
またペルチェ式ユニットを採用しているため、非常に静音性が高いことも魅力です。
ワイドタイプ 防湿庫オートドライ機能
ワイドタイプ 防湿庫オートドライ機能の仕様・製品情報
サイズ | 75 x 66 x 45 cm |
重さ | 25.5 Kg |
容量 | 135L |
カラー | ブラック |
ワイドタイプ 防湿庫オートドライ機能のおすすめポイント3つ
- 大容量の135L
- ペルチェ式ユニット
- 安心の5年保証
ワイドタイプ 防湿庫オートドライ機能のレビューと評価
防湿庫としては最大サイズの135Lと大容量で、10台以上のカメラとレンズを入れることが可能です。
扉も両開きとなっているため、安定した体制での保管が可能。
ペルチェ式ユニットを搭載しているため高い静音性と安定した湿度管理を実現しているほか、5年保証も付いているため長い期間安心して使用することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人気おすすめの防湿庫10選や選び方、防湿庫の必要性について解説していきました。
価格帯についても解説したので、ぜひこの記事を参考に自分にぴったりな防湿庫を見つけてみてください。
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