今回、筆者が紹介する記事の中では、世界的に主流なCPUメーカーのIntel社とAMD社を比較しています。
まず、各メーカーのCPUの性能と価格帯の説明を簡単に行います。
そして、コストパフォーマンスが高いCPUの紹介を、項目3つに分けて12機器おすすめします。
是非、こちらの記事のチェックをしご自分に合ったCPUを発見してみてください。
目次
CPUの基本情報
ここではCPUの基本情報について、以下にそって解説していきます。
- CPUとは?
- CPUの価格帯
CPUとは?
パソコンを構成する代表的なデバイスであるCPUとは、CentralProcessingUnitの略称です。
CPUはマウス、キーボード、ハードディスク、メモリーなどの周辺機器からデータの受け取りをして制御し、演算の担当をしています。
そのため、パソコンの性能はCPUの性能と価格に大きく影響を及ぼしています。CPUの演算能力が優れていれば、パソコンの能力も高くなり、価格も高くなる傾向があります。
価格の低いものを選択しがちにはなりますが、今後、継続して5~10年もの間使用を考えている場合、CPUにはできるだけ、高性能で価格の高いものを選択しておきましょう。
CPUの価格帯
CPUは価格帯別に3つに分類されています。
ハイエンドクラスとアッパーミドルクラス、そしてエントリークラスです。それぞれの価格が上から6万円以上、6~3.5万円、3.5万円未満となります。
コストパフォーマンスに富むCPUということであれば、消費する電力効率という要素は外せないものとなってきます。
演算処理の高いCPUを選択するのであれば、消費する電力も多くなり、当然ですが、電気料金も高くなります。逆に、演算処理を低く抑えれば、処理するスピードは遅くなって、電気料金は安くなります。
CPUを選択する際は、使用目的を考えた上で、処理性能の高さと電力効率とのバランスのとれたCPUの選択をしましょう。
AMDとIntelの違い
では、AMD社製のCPU「Ryzen」シリーズとIntel社製のCPU「Core i」シリーズとの比較をしてみましょう。
CPU処理性能ではRyzenシリーズが有利と一般的に言われています。
例えば、動画のエンコードなど重い作業を複数こなすのに、RyzenシリーズはCore iシリーズより優れています。コア数とスレッド数が多く、マルチタスク性能が勝っているためです。
一方で、ゲームプレイや動画編集に必要なGPU(3Dグラフィックスの演算処理を行う半導体チップ)を搭載した性能は、Core iシリーズが有利です。
RyzenシリーズよりCore iシリーズが、複数の動作を処理するソフトの使用やゲーム単体の使用で、優れており、差異がでてきています。長年、シェアを取ってきたIntel社の一日の長だといえます。
CPU選びの際に注目すべき性能
CPU選びの際に注目すべき性能を2つ解説します。
- シングルスレッド性能
- マルチスレッド性能
シングルスレッド性能
CPUには処置を行うコアが存在しており、1つのコアが1つのスレッドを処理している状態での性能をシングルスレッド性能と呼びます。シングルスレッド性能が高いと、一つのソフト単体をサクサクと処理を行うことができます。
ただ、一つのコア内で小さなソフトが起動していると、残りのスペースが大きく空くことになってしまいます。
そのまま2つ目のソフトを起動すると、2つ目のコアで対応することになってくるので、それぞれのコア内で無駄を生むことになってきます。
マルチスレッド性能
マルチスレッド性能とは、1つのコアで2つのスレッドを実行し、処理を効率的に行うようにしたものです。先ほどのシングルスレッド性能の弱点をカバーするものだと言えます。
ただ、同時に処理できる数が2倍になりますが、処理を行うスピードが2倍に上がるということではないということを理解しておきましょう。
例えば、同じ動作周波数のCPUがあるとしましょう。
片方が、4コア4スレッドのCPUで、もう一方が、4コア8スレッドのCPUがあるとします。
少ない数のソフトを同時処理している場合には、4コア4スレッドのCPUが速く終了することがあるのです。
コスパの良いCPUの選び方
コスパの良いCPUの選び方を以下の2つのポイントから解説します。
- 使用用途に合わせる
- コア数とスレッド数
使用用途に合わせる
CPUの選定で大切であるのは使用用途を決めることです。
会社でオフィスソフトをメインで使用するような「事務」目的であるのか、動画編集を行うことが多いのか、動画エンコードを目的としているのか、という使用目的のことです。
単純に軽いソフトの使用や、Web閲覧や動画視聴などの同時使用であれば、高い性能を持ったCPUの搭載は必要ありません。
他には、レンダリング作業やゲーミング目的であれば、高いCPU性能を選ぶ必要を迫られます。
このように、使用目的でCPUを選びましょう。
コア数とスレッド数
コア数はCPUの内部に存在する、実質処理を行うコアの数のことです。
4コアということは、作業をこなすコアの数が4つあるということです。
そして、スレッド数とは1つのコアが同時にこなせる作業の数ということです。
技術ベースでは1つしかないものを、OSの上では2コアであるかのように処理をして、効率を上げる発想なのです。
Intel社では、この技術を「HTT(HyperThreadingTemporary)」と言っています。
一方、AMD社では「SMT(SimultaneousMultiThreading)」と呼んでいます。
コスパが高いCPUでは5万円以下で、10コア16スレッドという高スペックの販売をしています。
Intelのコスパ最強CPU人気おすすめ3選!
Intel発売のコスパ最強CPUのおすすめ3選を紹介します。
Core i7 12700K

Core i7 12700Kの仕様・製品情報
世代 | 12 |
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シリーズ名 | Core i7 |
動作クロック | 3.60GHz |
コア数 | 12 |
スレッド数 | 20 |
TDP | 125W |
グラフィック機能 | Intel UHDグラフィックス770 |
Core i7 12700Kのおすすめポイント3つ
- INTEL COREI7プロセッサー12700KF3.6GHZ(4.9GHZ TURBO)
- スレッド:20 / メモリー速度:DDR5:4800MHz / DDR4:3200MHz / Intelシングルコアターボブースト2.0
- 高いシングルスレッド性能を持ち、ゲーミングCPUとしては評価が高い
Core i7 12700Kのレビューと評価
Intel Core i7-12700Kプロセッサーは、Intel Core i5-12600Kプロセッサーと同じく10nmテクノロジーノードとアーキテクチャAlderLake世代です。長らく待たれていた10nmプロセスが採用されたことで処理能力の大幅向上と省電力化が可能となっています。
その基本クロック速度は3.60GHzで、ターボブーストの最大クロック速度は4.90GHzです。
また、 Intel Core i7-12700Kには12個のプロセッシングコアが含まれていて、最大20スレッドの作業をこなします。
実際のレビューは見かけませんが、Intel Core i5-12600Kの進化のレビューを拝見すれば、コア数とスレッド数が多くなったIntel Core i7-12700Kにはより進化の期待に胸を躍らせます。
Intel Core i7-12700Kプロセッサーも発売後、まだ日数が経過していません。Intel Core i5-12600Kの上位CPUともなれば、価格差が2万円だけであるとしても長く使うことを念頭に置いてみましょう。パソコンのセットアップに、より良く妥当な価格で手に入れられる最高のCPUとなるに違いありません。
Core i9 12900K

Core i9 12900Kの仕様・製品情報
世代 | 12 |
---|---|
シリーズ名 | Core i9 |
動作クロック | 3.20GHz |
コア数 | 16 |
スレッド数 | 24 |
TDP | 125W |
グラフィック機能 | なし |
Core i9 12900Kのおすすめポイント3つ
- INTEL COREI9プロセッサー12700KF3.2GHZ(5.2GHZ TURBO)
- スレッド:24 / メモリー速度:DDR5:4800MHz / DDR4:3200MHz / Intelシングルコアターボブースト2.0
- 600シリーズチップセットベースのマザーボードと互換性があります
Core i9 12900Kのレビューと評価
Intel Core i9 12900Kプロセッサーは、Intel Core i5-12600KプロセッサーやCore i7-12700Kプロセッサーと同じく10nmテクノロジーノードとアーキテクチャAlderLake世代です。
長らく待たれていた10nmプロセスが採用されたことで処理能力の大幅向上と省電力化が可能となっています。
その基本クロック速度は3.20GHzで、ターボブーストの最大クロック速度は5.10GHzです。
また、 Intel Core i9-12900KFには16個のプロセッシングコアが含まれていて、最大24スレッドの作業をこなします。
実際の処理性能レビューで、シングルスレッド性能が11世代のCore i9とは比較しようもないほど、レベルの上昇評価を得ています。
Intel Core i9-12900Kプロセッサーも発売後、まだ日数が経過していません。Intel社最新Core i5とCore i7と同様、進化のレビューを拝見すれば、価格を8万円以下に抑えてきたIntel Core i9-12900Kはコストパフォーマンスが高いCPUと判断することができます。
最新Core i5と価格差が4万円あるとしても、先ほどと同じく、長く使うことを念頭に置いてみると、妥当な価格で手に入れられる最高の選択となるCPUでしょう。
Core i7 11700K

Core i7 11700Kの仕様・製品情報
世代 | 11 |
---|---|
シリーズ名 | Core i7 |
動作クロック | 3.60GHz |
コア数 | 8 |
スレッド数 | 16 |
TDP | 125W |
グラフィック機能 | Intel UHD Graphics 750 |
Core i7 11700Kのおすすめポイント3つ
- INTEL COREI9プロセッサー11700KF3.6GHZ(5.0GHZ TURBO)
- メモリー速度 DDR5 4800MHz / DDR4:3200MHz / Intelシングルコアターボブースト2.0
- Intel UHD Graphics 750内蔵搭載
Core i7 11700Kのレビューと評価
Intel Core i7 11700Kプロセッサーは、Core i5-12600KプロセッサーAlderLake世代より一つ前のLochet Lake世代です。ずっと14nmプロセスが採用されてきて、熟成の域の処理能力の大幅向上が可能となっています。
その基本クロック速度は3.60GHzで、ターボブーストの最大クロック速度は5.0GHzです。
また、 Core i7 11700Kプロセッサーには8個のプロセッシングコアが含まれていて、最大16スレッドの作業をこなすことが出来ます。
実際の処理性能レビューで、処理速度と安易さへの評価が高いコメントが多いように感じています。世代が一つ前といっても安定した性能を発揮できるので価格を抑えるのに十分なCPUです。
Intel Core i7 11700Kプロセッサーは2021年3月期の登場ですが、CPUに投資を考えるには安定していておすすめです。
電力効率が高負荷の処理を与えると、高い熱を発生させる弱点が出ていますが、CPU全般によくある症状であるため、大きな問題とはならないはずです。
価格を4万円以下に抑えても処理速度を高いところで維持したいなら、こちらのCPUがいいと思います。
AMDのコスパ最強CPUおすすめ3選
AMD発売のコスパ最強CPUのおすすめ3選を紹介します。
Ryzen 5 5600G
最初に紹介するおすすめのAMD発売のコスパ最強CPUは、「Ryzen 5 5600G」です。
Ryzen 5 5600Gの仕様・製品情報
世代 | 4 |
---|---|
シリーズ名 | Ryzen5 |
動作クロック | 3.90GHz |
コア数 | 6 |
スレッド数 | 12 |
TDP | 65W |
グラフィック機能 | Radeon Graphics |
Ryzen 5 5600Gのおすすめポイント3つ
- AMD Rydenプロセッサー3.9GHZ(4.4GHZ TURBO)
- TSMC社製7nmプロセス使用。6コア、12スレッドプロセッサーテクノロジー
- AMDグラフィックスはGPUコア数7つを持っており、動画編集やゲームプレイで実力を発揮するでしょう
Ryzen 5 5600Gのレビューと評価
Ryzen 7 5600GはチップセットにTSMC社製7nmプロセスを採用しているため、省電力性能が高く、電力効率に繁栄しています。
6コア/12スレッドCPU、エントリーGPU並みの内蔵グラフィック搭載、と考えれば、コストパフォーマンスが高いCPUです。
実際のレビューで、PCライトユーザーには十分な性能で、GPU内蔵でお財布にも優しいCPUとあります。
Ryzen 5 5600Gプロセッサーも2021年4月発売後、よく売れています。
安い価格のCPUを買っては次をまた、購入して、を繰り返すのであれば、3万円半ばの少々高い価格のCPUを買い揃えて5年は使えるスペックだと感じています。
ただ、電力効率もいいとの評価もあり、マルチタスクでの効率も期待できます。
マザーボードとの相性もありますが、コストパフォーマンスが高く手に入れられるCPUでしょう。
Ryzen 7 5700G
次に紹介するおすすめのIntel発売のコスパ最強CPUは、「Ryzen 5 5600G」です。
Ryzen 7 5700Gの仕様・製品情報
世代 | 4 |
---|---|
シリーズ名 | Ryzen7 |
動作クロック | 3.80GHz |
コア数 | 8 |
スレッド数 | 16 |
TDP | 65W |
グラフィック機能 | Radeon Graphics |
Ryzen 7 5700Gのおすすめポイント3つ
- AMD Ryzen™ Processors3.8GHZ(4.6GHZ TURBO)
- TSMC社製7nmプロセス使用。8コア、16スレッドプロセッサーテクノロジー
- AMDグラフィックスはGPUコア数7つを持っており、動画編集やゲームプレイで実力を発揮するでしょう
Ryzen 7 5700Gのレビューと評価
Ryzen 7 5700GはチップセットにTSMC社製7nmプロセスを採用しているため、省電力性能が高く、電力効率に繁栄しています。
8コア/16スレッドCPU処理速度と、エントリーGPU並みの内蔵グラフィック搭載、と考えれば、コストパフォーマンスが高いCPUです。
実際のレビューの中で、Ryzen7 5700Gチップセットを使用したユーザーには、十分な処理速度性能といった評価です。Ryzen7 5700GはGPU内蔵なので、高性能でコスパが非常に高いCPUです。
Ryzen7 5700GプロセッサーもRyzen5 5600Gと同様、2021年4月発売後、よく売れています。
見た目ではスペックアップ版のように思えますが、価格帯が1万円のみ高いだけであるので、4万円半ばの価格であれば、Ryzen5 5600Gと購入を迷われるのではないでしょうか?
Ryzen5 5600G と同じく5年は使えるスペックだと感じています。
電力効率もいいとの評価もあり、マルチタスクでの効率も期待できます。
Ryzen9 5900X
次に紹介するおすすめのIntel発売のコスパ最強CPUは、「Ryzen9 5900X」です。
Ryzen9 5900Xの仕様・製品情報
世代 | 4 |
---|---|
シリーズ名 | Ryzen9 |
動作クロック | 3.40GHz |
コア数 | 12 |
スレッド数 | 24 |
TDP | 105W |
グラフィック機能 | なし |
Ryzen 9 5900Xのおすすめポイント3つ
- 12コア24スレッドで動作する、ソケットAM4対応CPU。基本クロックは3.7GHzで、最大ブーストクロックは4.8GHz
- メモリー速度:DDR4:3200MHz
- TSMC社製7nmプロセス使用
Ryzen 9 5900Xのレビューと評価
Ryzen 9 5900Xプロセッサーは、TSMC社製7nmプロセス使用です。実際の処理性能レビューでは、コア単体の性能がずば抜けて高く、グラフィックボードとの組み合わせが重要視されています。
例えば、Radeon RX6800XTなどの高性能グラボとの組み合わせなど、です。
処理速度は評価の高いCPUですので、しばらくの間は自作PCの感覚で使用が可能でしょう。
その分、省電力性は、いいというレビューはありませんが、性能重視でとらえていくCPUだと言えます。
しかし、今後の使用期間を考えておければ、性能重視のコストパフォーマンスが高いCPUとなるでしょう。
初期投資のかかる自作PC向けとなるでしょうが、パソコンを構築できれば、普段使いに後悔がないCPUとなります。
とにかく安い!型落ちモデルのCPUおすすめ2選
型落ちモデルのCPUのおすすめ4選を紹介します。
Ryzen 5 3600
次に紹介するおすすめのIntel発売のコスパ最強CPUは、「Ryzen 5 3600」です。
Ryzen 5 3600の仕様・製品情報
世代 | 3 |
---|---|
シリーズ名 | Ryzen5 |
動作クロック | 3.60GHz |
コア数 | 6 |
スレッド数 | 12 |
TDP | 65W |
グラフィック機能 | なし |
Ryzen 5 3600のおすすめポイント3つ
- 6コア12スレッドで動作する、ソケットAM4対応CPU。基本クロックは3.6GHzで、最大ブーストクロックは4.2GHz、TDPは65W
- メモリー速度 DDR4 3200MHz
- TSMC社製7nmプロセス使用
Ryzen 5 3600のレビューと評価
実際の処理性能レビューで、ゲームPCを自作する上で、安く安定した性能を維持できるCPUとして選んだようです。冷却ファンなどの物足りなさを感じている方が多いので、冷却性能や放熱処理がうまく作用しているのかが気になる点であります。
CPU処理の基本クロック速度は3.60GHzで、ターボブーストの最大クロック速度は4.20GHzです。
コストパフォーマンスには満足いっているレビューが多いので、初めてのAMDパッケージやゲーミングPCの入り口としては最適でしょう。
Ryzen 5 3600プロセッサーも安いだけではなく、しっかりとコストパフォーマンスが高いCPUと判断できるレベルのCPUです。2年前では、同クラスのIntel社製Core iシリーズ7よりも2万円ほど安く高性能であり、圧倒的なコストパフォーマンスに優れるCPUです。
エンコード作業においては、同Core i7 6700Kよりも速いというAMDへの存在感が出てきたCPUです。
安さを求めて自作PCを構築する際に、Ryzen 5 3600プロセッサーを選択に入れることは正解といえます。
次に紹介するおすすめのIntel発売のコスパ最強CPUは、「Intel Core i5 10400」です。
Intel Core i5 10400

Intel Core i5 10400の仕様・製品情報
世代 | 10 |
---|---|
シリーズ名 | Core i5 |
動作クロック | 2.90GHz |
コア数 | 6 |
スレッド数 | 12 |
TDP | 65W |
グラフィック機能 | Intel UHD Graphics 630 |
Intel Core i5 10400のおすすめポイント3つ
- Intel Core i5 10400プロセッサー2.9GHZ(4.3GHZ ターボブースト)の使用
- メモリー速度:DDR4‐2666MHz / Intelシングルコアターボブースト2.0を搭載
- Intel UHD Graphics 630を搭載
Intel Core i5 10400のレビューと評価
Intel Core i5 10400プロセッサーは、先ほど紹介したIntel Core i5 11400プロセッサーの1世代前のCPUです。安価で安定しており、Core i5 11400よりコストパフォーマンスに優れています。
その基本クロック速度は2.90GHzで、ターボブーストの最大クロック速度は4.30GHzで、普段使いには遅延などを起こすことはありません。
実際の処理性能レビューで、重いゲームプレイでの処理では少しもたつくなどの声が上がっていますが、消費電力の低い点や、発熱には大きく問題はなさそうです。
Intel Core i5 10400プロセッサーは、安く安定して使えるようには感じます。処理動作的な進歩はめだっていませんが、重い処理をしなければ、大きな電力消費の問題は起きてこないようです。
長く使うことを念頭に置いてみると、2万円程の価格でCPUを手に入れられる最高の選択となるCPUでしょう。コストパフォーマンスが高いCPUと判断せざるを得ないでしょう。
ライターあとがき
ゲーミングPCを自作する時にCPUを選定する際には、まず、先に、自分がどのようにPCを使っていくのかをよく考えておくことをおすすめします。
周辺機器への配慮も考慮せずにはいられないでしょう。
例えば、ゲームプレイや動画編集にはグラフィックボードを強化する考えが出てくるので、限られた予算の中で、CPU選定には簡単に結論は出てこないのです。
筆者のおすすめ選定が、皆様にはヒントになりますように。
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